男子の独り言

男子高校生がボヤく

一般的高校生による夏休み最終日の夜

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21時

終わっていない課題を頭の外に放り投げ、Youtubeでゲーム実況を見る。

 

 

22時

親との会話の中で夏休みの課題の話が出た

瞬間に、親の顔からスマホの画面に目を移す。

余裕の表情を意識し、いつも通りの嘘をつく。

その言葉に何とも言えない表情を浮かべるが、逃れることに成功。

 

 

23時

そろそろ本気で焦りだす。

脳内で終わっていない課題達を思い浮かべ、それぞれにかかる時間を計算。

終わることを確信し、スマホの画面を再度開く。

 

 

0時

家人が寝床につく。

それを合図に机に宿題達を広げ、ペンを持つ。

簡単に終わる宿題から攻めていく作戦にしたことにより、予定を越す速さで進み続ける。

 

 

1時

ここでペンが止まる。

原因は猫の構ってアピールという些細なものであった。

それを皮切りに貴重な時間を無駄にするかこととなるが、すぐさま我に帰ることに成功。

何とか被害を30分に抑える。

 

 

2時

音楽で気を紛らわせる事で邪念を払う。

答えを写すという卑劣な行動を解禁したことによりスピードが爆発的に増すが、もはやただの作業であり自分の為になっていない事は理解していた。

成績のため、単位のためと励ましながら書く手を緩めない。 

 

 

3時

ここで体に異常が発生。

今まで経験した事ないほどに三大欲求が襲いかるが、睡眠欲以外を最速で満たすことで異常を最低限解消する。

宿題も最後の1つとなりラストスパートをかけ、睡眠について想いを馳せながら続ける。

 

 

4時

ここまでくると感覚が麻痺し、逆に楽しくなってしまう。

大きな笑顔を机に見せつける事で何とも言えない興奮が現れたのはなぜだろうか。

 

5時

ついにボスを倒すことに成功。

僅かな睡眠のため急いで片付け、無事に今年も乗り切ったという達成感に溢れながら布団に入る。

その瞬間1つの終わっていない宿題を思い出す。いや、思い出してしまった。

眠くて動かない脳を必死に働かせて次の行動を決めようとするが、その時間は短かった。

 

 

 

 

 

 

 

8時

清々しい朝を迎える。

 

 

 

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